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採用

採用コンサルの選び方|6社比較と費用相場

この記事の結論

  • 採用戦略をゼロから設計するなら、戦略設計と実行伴走に対応する支援を選ぶ
  • 課題が顕在化しているなら、原因の切り分けと改善の進め方を確認する
  • 数ヶ月以内に採用を決めたいなら、実務代行の範囲と着手日を優先する
  • 費用は支援範囲・業務量・契約期間・契約形態・関与の深さで変わる
  • 提案だけで終わらせないために、実行を誰が担うかを契約前に確認する

採用コンサル選びの決め手は、自社が今どの段階にあるかです。同じ「採用がうまくいかない」でも、戦略が無い状態と、戦略はあるのに選考でつまずいている状態では、頼むべき相手が変わります。

段階の特定から順に進めてください。

※企業情報は2026年9月17日に各社公式サイトで確認。本サイトのサービス「やさしいコンサルHR」も比較対象に含みます。掲載順はランキングではありません。

【結論】採用コンサル選びは「自社が今どの段階にあるか」で決まる、必要な支援は3パターン

段階の見分け方は、直近3ヶ月の採用でどこが詰まっているかです。人物像とチャネルが未確定なら戦略設計、応募は来るのに決まらないなら課題特定、期日が先に決まっているなら緊急対応の段階です。

歩留まりを工程ごとに並べると判断が早い。母集団が足りないのか、一次面接の通過率か、内定承諾で崩れているのか。工程を切り分ければ、依頼すべき支援の形も絞れます。

自社の段階

詰まっている場所

依頼する支援の形

戦略をゼロから設計

人物像・チャネルが未確定

戦略設計+実行伴走

課題が顕在化

選考・辞退・母集団のどこか

原因の切り分けと改善伴走

緊急で採用を決めたい

手を動かす人員がいない

戦略と実務代行のセット

採用フローの歩留まりと辞退理由を確認し、課題に合う支援を選ぶ図

3つの段階は重なる、迷ったら依頼範囲を絞って始める

3つの段階は排他ではありません。戦略が無いまま期日が迫る場合は、要件設計と実務の両方を進める必要があります。

迷ったら、最初に解決したい課題を絞って相談してください。契約期間の柔軟性も判断材料になりますが、短期契約でも初期費用や解約通知の条件は確認が必要です。

【定義】採用コンサルは戦略立案、採用代行(RPO)は実務実行、選ぶなら「実行支援まで含むか」が最大の分岐点

採用コンサルは戦略の立案・設計・助言、採用代行(RPO)は母集団形成やスカウト、日程調整などの実務を担います。

実務を誰が担うかで役割が分かれ、選択は社内体制で決まります。両方に対応する会社もあるため、サービス名だけで判断しないでください。

自社の状況

選ぶサービス

提案を実行する時間と体制が社内にある

採用コンサル単体を検討

担当者が日々の実務に追われ、実行する時間が足りない

採用代行、またはコンサル+代行のセット型

提案を受けたが実装できなかった経験がある

実行支援まで含むセット型

提案書を受け取っても実装が進まなければ、採用活動は変わりません。

契約前に実行支援の範囲を書面で確認してください。「伴走します」は月1回のMTGから実務代行まで幅があります。

【相場】採用コンサル費用は支援範囲で変わる、月額と契約総額を分けて確認する

採用コンサルの費用を見るときは、月額型・スポット型・プロジェクト型など、契約形態と支援の中身をそろえて比較してください。今回確認した公開料金には、短期支援の総額10万円、コンサルティングの月額20万円〜、採用代行ライトの月額25万円があります。

ただし、内容の異なる個別プランの料金であり、市場全体の平均や相場を示すものではありません。各社の料金と条件は後半の一覧表にまとめています。

月額の安さだけでなく、期間と追加費用を含めて試算する

見積もりでは、支援料に初期費用や追加業務費、媒体費を加えて総額を確認します。例えば月額25万円・初期費用10万円で3ヶ月分なら、支援料は85万円です。これはまるごと人事ライトの公開料金を使った税別の単純試算で、媒体費などは含みません。

分割払いにも注意が必要です。やさしいコンサルHRの本プランは、総額120万円・支援6ヶ月・15万円の8回払いです。「月々15万円」を6ヶ月分の契約総額と混同しないでください。

成果報酬型と比較する場合は、何の業務に対する報酬かを確認します。コンサルティング・採用代行・人材紹介では提供内容が異なるため、採用予定人数だけで有利不利は決められません。

【費用変動要因】支援範囲・業務量・契約期間・契約形態・関与の深さをそろえて比べる

同じ「採用コンサル」でも、見積もりの前提は異なります。比較するときは次の5点をそろえてください。

変動要因

具体的な区分

月額への影響

①支援範囲

戦略設計のみ / 戦略+実行支援 / 全面代行

範囲が広がるほど上昇

②業務量

対象職種数 / 対応件数 / 稼働時間

引き受ける業務量で変わる

③契約期間

1ヶ月スポット / 6ヶ月 / 1年

支援期間と支払総額を確認

④契約形態

月額型 / プロジェクト型 / スポット型

総額の読みやすさが変わる

⑤関与の深さ

アドバイス型 / 実行伴走型

関与する作業・時間で変わる

特に確認したいのは①と⑤です。月1回の助言と、実務の運用や改善まで担う支援では、社内に残る作業が変わります。

見積もりでは月間の稼働時間とMTG回数を必ず聞いてください。会議の頻度だけでなく、実際にどの業務を進めるのかも確認します。

要因を揃えない見積書は比較になりません

【選定基準】採用コンサル会社を絞る5つの軸、①段階②実行支援③費用形態④契約柔軟性⑤情報開示で判定する

候補を比較する基準は、次の5つです。公開情報で確認できない項目は商談で補います。

  • 自社の段階(戦略ゼロから/課題顕在化/緊急)のどれに対応するかが明示されている
  • 戦略設計だけか、実行支援(採用代行)まで含むかが確認できる
  • 月額・スポットなどの料金形態と総額が確認できる
  • 最小契約期間と月単位の変更可否が確認できる
  • 支援内容や契約条件を明示している

費用に加えて、範囲と期間の認識をそろえるための軸です。

軸①〜②:段階の一致と、実行支援まで含むか

必要な支援と着手時期が合う会社を候補にしてください。緊急採用で中長期のブランディングを検討するなら、目先の採用実務も並行して進められるかを確認します。

実行支援の要否は、社内で確保できる工数と期限から判断します。提案を受けても動かせる人がいないなら、実務代行まで含む支援が候補です。

軸③〜④:費用形態と契約の柔軟性

継続的に相談・改善を進めたいのか、特定の設計や診断だけを依頼したいのかで、費用形態を比較します。

契約の柔軟性は、課題が変わったときに支援範囲を調整できるかで確認してください。最小契約期間だけでなく、変更・解約の条件も判断材料になります。

軸⑤:情報開示の透明性と、公表なしへの対処法

個別見積もりの会社は、公開情報だけでは比較できない項目があります。

その場合は初回商談で費用・最小契約期間・実行範囲の3点を必ず確認してください。特に「戦略設計後、実務はどちらが手を動かすか」は、具体的な業務名で確認します。

【メリット・戦略ゼロから】採用要件と選考プロセスが社内で言語化され、支援終了後も自社で改善する土台を作れる

得られるのは「優秀な人」から「この経験を持つ人」への要件の言語化

戦略ゼロから依頼して得られるのは、採用要件・チャネル・選考プロセスが文章になって社内に残ることです。求める人物像が「優秀な人」から「この事業計画を回すために、この経験を持つ人」へ変わり、面接官の判断基準をそろえやすくなります。

曖昧な人物像を、仕事内容・必要な経験・評価する行動に具体化する比較図

要件の言語化が先、母集団形成は後。内製化支援の有無が選別軸

まず要件を言語化し、それに合う母集団形成の方法を考えます。人物像が定まらないままチャネルを増やすと、応募数だけが増えて選考工数を食うおそれがあります。

面接官向け研修資料や選考マニュアルの提供まで含むかも確認してください。支援終了後に自走できるかが、この段階の会社選びで効く差です。

要件設計から選考プロセスの運用までには時間が必要です。支援期間中に何を整え、どこから自社で引き継ぐかを決めておきましょう。

【メリット・課題解決】外部の目で採用フローの課題を切り分け、改善の優先順位が明確になり実行が加速する

工程ごとの数字を並べると「どこから直すか」の順番が決まる

応募数・書類通過率・一次通過率・最終通過率・内定承諾率を並べると、どの工程から調べるかを整理できます。

日々の選考を回す中では、フローを見直す時間を取りにくいこともあります。外部の目を入れることで、当たり前になっていた手順を点検できます。

例えば一次面接から先へ進む人が少ない場合も、不合格と辞退では原因が異なります。職種や採用経路をそろえてデータを見て、要件のずれなのか、選考中の対応なのかを切り分けてください。

診断だけを頼むか、改善の実行まで任せるかを決める

診断だけを依頼し、改善は社内で回す形もあります。切り分けの精度と実行のスピード、どちらを買うのかを先に決めてください。

改善は優先順位をつけて進めます。複数工程を同時に変える場合も、どの施策で何を改善したいかを記録しておくと、振り返りやすくなります。

【メリット・緊急対応】採用担当者の実務負荷を肩代わりし、採用活動を進められる

最短5営業日の立ち上げと、件数に比例する作業の肩代わり

期日が先に決まっている段階で得られるのは、着手までの速さと担当者の手が空くことです。マルゴト株式会社は最短5営業日での支援開始を案内しています。ただし開始日は個別に決まり、採用が決まるまでの日数ではありません。

肩代わりされるのは、スカウト送信・応募者対応・面接日程調整といった件数に比例して増える作業です。兼任担当者が対応に追われているなら、こうした作業を切り出すことが検討できます。

自社で担う採用業務と代行に相談する業務の分担例

運用記録の共有と引き継ぎも決めておく

実務を外に任せる場合も、求人原稿や候補者対応の履歴、改善理由を社内で確認できる状態にしておきましょう。緊急対応とあわせて引き継ぎ方法を決めておくと、次の採用にも活かせます。

【一覧比較表】採用コンサル6社の支援内容・費用・契約条件を横並び比較

シーンを特定したら、候補間で差が出る列を見てください。実行支援まで必要なら支援内容、期日が迫っているなら着手日と契約条件を確認します。

以下は各社の公開料金です。支援範囲が異なるため、一律の相場や安さのランキングではありません。税別と確認できた金額は明記し、それ以外は見積もり時の確認事項としています。

会社・サービス

主な支援内容

公開料金

期間・比較時の注意点

やさしいコンサルHR

事業・組織を踏まえた採用戦略の設計、進捗レビュー

お試し:総額10万円/1ヶ月。伸びる組織:総額120万円/支援6ヶ月。いずれも税別

本プランの「月々15万円」は8回払いの金額。実務代行の範囲は別途確認

船井総研グループ

新卒採用の戦略・体制構築、ツール制作など

対象サービスの料金は要問い合わせ

公式ページでは船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティングが対応すると案内。契約期間も要問い合わせ

アールナイン

新卒採用の戦略設計・改善支援。実務代行は別サービス

コンサルティング:月額20万円〜(税別)。毎年の契約更新時に5万円の費用記載あり

コンサルティングは最短1ヶ月。スカウト送信などの代行は料金に含まれない

HeaR

採用ブランディング、候補者体験・運用の設計

個別見積もり

ブランディング策定は3〜4ヶ月が目安。継続支援は6ヶ月〜1年の例が多い。最短契約期間とは別

ネオキャリア

中途採用の計画から応募者対応・運用まで

中途採用代行は月額15万円〜のトライアル案内あり。正式料金は業務量に応じて見積もり

最小契約期間・初期費用・税の扱い・トライアル対象範囲は要問い合わせ

マルゴト/まるごと人事

採用戦略から実務運用・改善まで

ライト:月額25万円+初期費用10万円(税別)。通常のまるごと人事:個別見積もり

最短1ヶ月からの契約案内あり。月末通知で翌月末解約。ライトの稼働上限は週10時間

「要問い合わせ」は、対応していないという意味ではありません。公開情報だけでは確定できなかった条件です。まるごと人事ライトの稼働上限は、専用ページに記載されています。

以下の段階別の紹介は、公開されている支援内容をもとにした候補の整理です。各社が対応できる課題を限定するものではありません。

【戦略ゼロから設計したい企業向け】採用の基本方針から社内体制まで伴走支援を求める企業

採用計画が場当たり的で、求める人物像も使うチャネルも決まっていない状態です。専任がいないか兼任で、何から手をつけるかが社内で決まらない。よくある話ですよね。

このシーンで優先するのは、設計の質と社内に残る判断軸です。採用要件や選考基準の設計から運用まで、どのくらいの期間を見込むかを相談してください。

1. やさしいコンサルHR|戦略設計と実行伴走で内製化を支援、1ヶ月のお試しも可能

採用戦略の設計から実行に伴走する、中小企業向けの採用戦略コンサルです。事業・組織戦略から採用要件や選考プロセスを整えます。

向くのは、予算総額を先に把握し、社内に判断軸を残したい企業です。本プランでは面接官向け研修資料や選考マニュアルの提供も案内しています。公式プラン表

契約前に押さえたい注意点

本プランは6ヶ月の支援で、企業側の関与工数も必要です。スカウト送信や日程調整などの実務を全面的に外注したい場合は、依頼範囲が合うかを確認してください。

総額10万円・1ヶ月のお試しは短期課題の改善が対象です。本プランと同じ設計・成果物がすべて含まれるわけではないため、まず何を改善するかを決めて利用を検討しましょう。

2. 船井総研グループ|新卒採用の戦略設計から採用体制の構築まで支援

採用コンセプト設計や採用体系構築などの上流工程に加え、採用ツール制作やイベント企画、選考フローの立案も案内しています。採用専任者がいない企業の体制づくりも支援対象です。新卒採用支援の公式ページ

同ページでは、担当する会社として船井総研ヒューマンキャピタルコンサルティングを案内しています。料金や最小契約期間は問い合わせが必要です。

新卒採用を継続するための仕組みを整えたい企業の候補になります。グループでは中途採用の支援も扱うため、採用区分に合うサービスと窓口を確認してください。人材採用サービス一覧

【課題が顕在化した企業向け】応募・辞退・決定のどこかでつまずいている、原因の切り分けと改善を支援

応募は来るのに決まらない、内定を出しても辞退が続く。どの工程が原因か切り分けられないまま、媒体を増やして様子を見ている状態です。

このシーンで優先するのは、原因特定の進め方と改善の実行です。直す工程の優先順位を決めてから、依頼範囲を相談してください。

3. 株式会社アールナイン|新卒採用の設計・改善を支援、実務代行は別サービスで対応

新卒採用コンサルティングでは、採用戦略、母集団形成、選考、内製化の支援を案内しています。課題の診断から選考フローや評価基準を見直したい企業の候補です。

注意点は、コンサルティングの料金にスカウト送信などの実務代行が含まれないことです。実務も必要な場合は「人事ライト」への切り替えや併用を相談できます。コンサルティング公式ページ

人事ライトは、新卒・中途の応募者対応、日程調整、面接などに対応し、最終面接は対象外としています。設計と代行をどこまで組み合わせるかで、総額と条件を確認してください。人事ライト公式ページ

4. HeaR株式会社|採用ブランディングから選考改善まで支援

採用ブランディングや候補者体験の設計を扱い、3C×4P分析などを使って自社の魅力を言語化します。

母集団は集まるが魅力が伝わらない企業の候補です。面接官トレーニングやドキュメント化など、支援終了後の内製化も案内しています。採用コンサルティング公式ページ

料金は個別見積もりです。ブランディング策定は3〜4ヶ月、継続的な実行支援は6ヶ月〜1年が目安として示されていますが、最小契約期間とは区別してください。実務代行も必要な場合は、別サービスのAI-RPOとの組み合わせを確認します。サービス一覧

5. 株式会社ネオキャリア|課題に応じて戦略設計と実務代行を組み合わせる

採用計画・戦略立案から、スカウト配信、応募者対応、面接などまでを支援します。必要な業務だけを切り出した依頼も案内しています。採用代行公式ページ

向くのは、改善したい工程と実務の負担をあわせて相談したい企業です。中途採用代行には月額15万円〜のトライアルの案内がありますが、通常の支援料は業務量に応じて変わります。中途採用代行の公式ページ

最小契約期間、初期費用、税の扱い、トライアルの対象業務は商談で確認してください。

【緊急の採用課題を今すぐ解決したい企業向け】数ヶ月以内の採用を目指し、着手日と実務対応を優先

欠員や増員が決まり、期日までに人を採らなければならない。それなのに、スカウトを送る人も日程を調整する人も社内にいない状態です。

このシーンで優先するのは、着手の速さと実務工数の肩代わりです。誰がいつから動き、どの作業を任せられるかを具体的に確認してください。

6. マルゴト株式会社(まるごと人事)|採用戦略から実務代行まで支援

成長企業向けの月額制採用代行サービスです。採用戦略の設計から運用・改善までを支援し、求人票の改善、スカウト運用、歩留まり分析、面接日程調整などに対応しています。公式サービスページ

向くのは、採用担当者が兼任で、スカウト運用や日程調整に手が回っていない企業です。料金はライトと通常プランで異なるため、必要な業務量に合うプランを確認してください。

導入を判断する目安

ライトは初期費用10万円が別途かかり、稼働上限は週10時間です。依頼したい作業が時間内に収まるかを確認しましょう。通常のまるごと人事は個別見積もりです。ライト専用ページ

最短1ヶ月からの契約が案内されていますが、解約は月末までの通知で翌月末となります。急場をしのいだ後に必要な支援が変わることも見込み、業務の引き継ぎや契約の見直し条件を確認してください。

【契約前確認】2〜3社に同じ質問で見積もりを取り、実行範囲と解約条件は書面で残す

発注前に確認するのは5項目です。質問文まで決めておけば、商談で担当者が変わっても比較の軸がぶれません。

確認項目

そのまま使える質問

注意したい回答

見積もりの前提

月間の稼働時間とMTG回数は何回ですか

「内容に応じて調整します」だけ

実行範囲

戦略設計の後、スカウト送信と日程調整はどちらが手を動かしますか

「伴走します」で具体名が出ない

契約期間・解約

最小契約期間と、解約通知はいつまでに出せばよいですか

「基本は継続前提です」

自社の関与工数

当社側は週何時間の稼働が必要ですか

「お任せいただけます」

公表なし項目

費用・最小契約期間・実行範囲を書面でいただけますか

口頭説明のみで書面が出ない

見積もりは2〜3社に絞り、同じ質問リストで取る

依頼先は2〜3社を目安に絞ると比較しやすくなります。

大事なのは社数ではなく、依頼範囲と見積もりの前提をそろえることです。各社に自由に提案させると、範囲も前提も違う見積書が並び、金額の高低だけが目に入ります。

実行範囲は業務単位で書面に落とす

「伴走」「支援」という言葉だけでは、担当する業務がわかりません。母集団形成、スカウト送信、応募者対応、面接日程調整、内定後フォローと業務を並べ、各行に担当を書き込んでもらってください。

例えばスカウト文面の作成は先方、送信は自社という分担なら、その切れ目も明記します。作業は毎日発生します。

最小契約期間と解約通知の期限を数字で押さえる

最小契約期間だけでなく、解約通知の締切日を必ず聞いてください。月末通知で翌月末解約なら、通知した月だけで支払いが終わるとは限りません。具体的な終了日を仮定して請求額を確認してください。

自動更新の有無と、更新時の料金改定条件もあわせて確認します。ここを詰めておくと、途中で段階が変わったときに動けます。

自社側の関与工数は「週何時間」で聞く

コンサル型の契約では、自社の工数も見落とせません。週次MTG1時間、資料確認1時間、社内調整2時間と積み上げると、兼任担当には重くのしかかります。

週何時間が必要かを先に聞き、担当者の現在の稼働と照らしてください。捻出できないなら、実行支援まで含む契約に切り替える判断になります。

「公表なし」の項目は、書面提出を依頼して埋める

公開情報が少ない会社には、費用・最小契約期間・実行範囲の3点を書面で出してもらってください。口頭で答えられても、提案書やメールに残らない条件は後から確認できません。

未確定の条件は、いつまでに決めるかを確認します。契約前には、双方が同じ条件を確認できる状態にしてください。

【最終判断】段階に合う候補で見積もりを取り、実行支援範囲と契約条件を確認する

今日決めることは3つです。自社が優先したい課題を整理し、その段階に合う候補を選び、同じ前提で見積もりを依頼する。

金額に加えて、実行支援の範囲と解約条件が書面にあるかを確認してください。短期課題から小さく始めるなら、総額10万円・1ヶ月の採用戦略支援のお試しプランも選択肢です。

採用の向こうには、入社してくる一人の人生があります。今週、自社の段階を紙に1行で書くところから始めてください。

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